ジュエリーの選び方
| シルバーアクセサリーの種類と特徴 | 指輪のサイズの測り方 | 指輪をつける指と意味 |
| ペンダントトップとチェーンの長さ | シルバーアクセサリーのお手入れ | 指輪・バングルの外し方 |
 シルバーアクセサリーの種類と特徴
 

シルバーの魅力は、その輝きに魅力を感じる方が多いのではないかと思います。磨きをかければ他のどんな金属よりも強い輝きを放ち、金などとは違った不思議な魅力を感じます。このページはそんな不思議な魅力のシルバーのことを知ってもらいアクセサリー選びのお役に立てればと思い作成しました。一般的にシルバーアクセサリーに使われているのはスターリングシルバーです。これは一般的に925と呼ばれているもので純銀よりも硬く、キズがつきにくいので、手彫りなどの細工が入ったジュエリーには適しています。シルバーは地金の純度や混ぜる金属によって呼び名も変わってきます。以下にいくつかの代表的な種類を紹介しますのでシルバー選びの参考にしてください。

・ファインシルバー1000
純度100%のシルバー。 柔らかくて重さもあるためアクセサリー向きではなく、あまり使用されません。

・ブルタニアシルバー950
シルバーが95%、銅などの他の金属を5%混ぜたモノです。925の次にアクセサリーによく使われています。

・スターリングシルバー925
シルバーアクセサリーに1番使用されている地金で92.5%の銀と銅などの他の金属を7.5%混ぜた合金。 加工しやすいのでノースウェストコーストのシルバーはすべてスターリングシルバーです。

・四分一
古くからある伝統的な地金で朧銀(おぼろぎん)と呼ばれます。75%の銅に銀を25%混ぜた地金で、925よりも銅の比率が高いので、輝きに少し赤みが出るのが特徴です。

・プラチナ100
シルバー90%の銀とプラチナを10%混ぜた地金。

 指輪のサイズの測り方

 

1番確実なのはアクセサリーショップなどでリングゲージを使ってキチンと測ってもらう事や実際に指輪をはめてみることですが、インターネットで指輪を買うときは、これが出来ません。でもリングを購入するのにサイズは必須ですので、一般的な指のサイズの測り方や指輪のサイズ表を紹介しますので参考にしてください。

用意するもの

糸か紙(鉛筆で印がつけられる白などの薄い色の木綿糸が良い。)
鉛筆
ものさし

測り方 (1) 指のサイズの一番太いところを測ります。
(2) 糸を指に巻きつけて、指の曲げ伸ばしを行い、きつくなく、指に馴染むように調整します。
(3) 巻きつけた糸が交差しているところを鉛筆で印をつけます。
(4) ふたつの印の長さをものさしで測ります。
(5) 下の【指輪のサイズ表】で最も近いサイズを探してください。

注1) この方法は誤差があることがあります。
注2) 指輪のデザインによって指に入るサイズが変わる場合があります。一般的に細いデザインの指輪より太いデザインの指輪のほうがきつく感じます。
注3) 指がむくんでいるとサイズが異なります。

リングサイズ表
サイズ 直径(mm) 指まわり(mm) サイズ 直径(mm) 指まわり(mm) サイズ 直径(mm) 指まわり(mm)
1号 13 40.8 11号 16.4 51.3 21号 19.7 61.8
2号 13.4 41.9 12号 16.7 52.4 22号 20 62.8
3号 13.7 42.9 13号 17 53.4 23号 20.4 63.9
4号 14 44 14号 17.4 54.5 24号 20.7 64.9
5号 14.4 45 15号 17.7 55.5 25号 21 65.9
6号 14.7 46.1 16号 18 56.6 26号 21.4 67.1
7号 15 47.1 17号 18.4 57.6 27号 21.7 68.1
8号 15.4 48.2 18号 18.7 58.6 28号 22 69
9号 15.7 49.2 19号 19 59.7 29号 22.4 70.3
10号 16 50.3 20号 19.4 60.7 30号 22.7 71.2

 指輪をつける指と意味

 

指輪をつける指には色々と意味があるのでご紹介します。しかし実際には好みの問題であり、ファッションにあわせて指輪をつけるので良いと思います。

右手:現実の力

親指 指導者の指:行動力や意志力を持続させたいというときに最適の指です。
人差し指 集中力の向上 :勉強や仕事など、落ち着いて物事に取組む力を向上させるのに効果的。
中指 行動力の向上:意志のまま行動したい現実的なパワーが欲しいときや邪気から身を守る 。
薬指 宝石の意味が出ます。パワーストーンの力を借りたい時や精神の安定に。
小指 お守りになる石をつけると良い指。自己主張 、ピンキーリングなどと呼ばれます。

左手:想念、精神の指

親指 信念を貫く指:自分の意思で現実と向かい合っていきたい時。
人差し指 積極性を向上:精神的に導き能力を上げる効果があるといわれる。
中指 直感力の指:直感が鋭くなり、ひらめきが起きるとされる指。
薬指 愛の指。リングフィンガーとも呼ばれ愛の証に。
小指 願望達成:願い事やお守りとしてけるのに最適な指です。

 

 ペンダントトップとチェーンの長さ
 

ファーストネーションズではペンダントトップとチェーンは別売りになっています。お好みのチェーンや長さを選んでご自分に最適なチェーンを見つけてください。

チェーンの長さと一般的な呼ばれ方
 
・チョーカー(35~40cm)
 
・プリンセス(40~45cm)
 
・マチネー(50~55cm)
 
・オペラ(70cm~)
 
・ロープ(107cm~
 
・ロング・ロープ(142cm)

チェーンの長さの基本的なルール
40センチ:首周りに自然に沿う短めのチェーンです。顔に近いところにペンダントトップがくるので、顔を明るく華やかに見せてくれます。どんなシーンにも活躍してくれるので、一本あると便利。

50センチ:首周りにゆとりがある為、首のラインをすっきりと見せます。ふくよかな体型の人や襟のつまった服を着るときにオススメです。チェーンのみで身につけることも、ペンダントトップと組み合わせることもできる使い道の多い長さです。

60センチ :優雅に胸元でゆれる長さ。大き目のペンダントトップやブローチ との相性も良いので、表情豊かに胸元を演出できます。ペンダントトップがちょうど胸元にくることから、立ち姿など、身体の動きをしなやかに演出します。

80センチ:縦のラインを強調するのに適した長さ。短い長さのチェーンと重ねづけしたり、2重にまいてボリュームをだすなど、 いろいろなアレンジができるのも魅力です。フォーマルをはじめカジュアルにもフィットする個性的な長さです。

 

 シルバーアクセサリーのお手入れ
 

使い古したり放っておくと黒く変色したり細かいキズがついてしまったりしてもキチンと手入れをしてやれば、また元の輝きを取り戻す事ができるのがシルバーです。特にノースウェストのシルバージュエリーは凹凸の部分が黒ずんでくると線画がハッキリ出てきて味がでますので、そこで表面は磨いて輝きを出せば魅力を最大限に引き出せます。最近はいろいろな手入れグッズが出てきて自分で簡単にシルバーの手入れが出来るのでその方法を紹介します。

変色したシルバーの手入れ

いぶし(黒色)のないデザインの場合はシルバー専用の クリーニング液 がおすすめです。
使い方は簡単で、液の中にシルバーを数秒つけておくだけで元の色に戻ります。
ただ、いぶしの入ったシルバーアクセサリーに使うと、一緒にいぶしもとれてしまいますので、いぶしの無いアクセサリーのみにしか使わない方が賢明です。

いぶし(黒色)の入ったデザインの場合はシルバー専用の クロス がおすすめですね。研磨剤のはいったポリマール等の布で、磨くだけです。
少しだけ変色してしまった場合や、手あか等をふき取る普段の手入れにも使えます。
あまり強くこすってしまうと、逆に磨きキズがついてしまう場合もあるので少しずつ丁寧に目で確認しながら磨いていくときれいに仕上がります。

細かいデザインの場合 はこれもシルバー専用の クロス でじゅうぶんですが、小さい穴のデザインの部分に汚れがつまってしまったり、クロスの届かない細かい部分の変色が気になる場合は、凧糸を使います。糸ようじのようりょうで、ただこするだけでも結構きれいになりますが、それでもモノ足りない場合は 「ウィノール」 を使います。
これはチューブに入ったペースト状の研磨剤なのですが、これが優れもの!これを少量凧糸につけてこすれば完璧です。
ただこれも研磨剤ですからつけすぎたり、いぶしの部分をこすってしまうといぶしもとれてしまいますので注意が必要です。

キズの入ってしまったシルバーの手入れ
表面がくもる程度の細かなキズの場合 は 「ウィノール」 という
研磨剤で、たいていのキズはきれいにとれます。 しかしつけすぎは注意です。布にウィノールを少量つけて、磨いた後にからぶきをしてやると見事なくらいきれいになります。

表面がデコボコになるほどのキズの場合 は少しシルバーがやせてしまいますが、耐水ペーパー(紙やすり)で磨きます。シルバーには普通の紙ヤスリではなく、耐水ペーパーの方が適しています。だいたい#1500以上もしくは#2000以上の耐水ペーパーで磨いてやるときれいになります。最後に「ウィノール」で磨いてやると完璧です。

 

 指輪・バングルの外し方
 

サイズの小さいリングを無理矢理つけたりするとリングが抜けなくなる事ってありますよね?そんな時のリングのはずし方をいくつか紹介いたします。

基本

けっして力任せで引っ張ってはダメです。リングをはずす基本は、リングをつけた指(手)の力を抜いて、第2関節をかるくまげ、もう片方の手の指でリングの左右をつまんで「右左右左…」と順番に少しずつ上にずらして抜いていきます。
この時に少しリングを手の甲側に持ち上げるようにするとスムーズに抜けます。

石鹸水
リングと指の隙間を濡らして、石鹸水をつけてリングをくるくるまわしてやると簡単に抜けます。

むくみを取る
人それぞれですが、時間帯によって若干指の太さは変わってきます。 一般的に午前中が1番細い時間帯です。 または冷水などに手(指)をつけてやるとむくみがとれますので、若干指が細くなります。もしくは手を頭より高い位置に30秒くらい上げて振っているだけでもむくみがとれます。

糸(ひも)を使って抜く
ミシン糸のような細い糸、もしくはビニール製のひもを使います。まず、指とリングの間に糸を通して、指先にのびた一方を螺旋状に指に巻き付けます。だいたいリングがひっかかるのは第2関節の節の部分なので、第2関節と第1関節の間くらいまで巻けば十分です。
巻き終わったら、ボルトをはずすようりょうで、リングをくるくると回しながら糸の上を滑らせて抜いていくだけです。

指輪を切断する
上記のことをすべてやってもどうしても指輪が抜けない場合、完全にリングが指に食い込んでしまっていたり、指の血を止めてしまっているような場合は、リングを切断するしかありません。 救急や消防・病院などでリングを切断してもらえます。または、アクセサリーショップや貴金属店などにも切断機が置いてあるのでそちらでお願いしてください。

バングルのつけ方・外し方
バングルをはめるときは、手首より5cmくらい腕に近いところが一番細くなっているのでそこから付けたり外したりするとバングルを広げてしまうことが最小限に抑えられます。